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◇ きゅうりの秘密日本には中国から6世紀ごろに伝わり、 実に1500年もの間、日本人に親しまれてきたきゅうり。そんなきゅうりの 秘密に迫ってみました。
きゅうりは、その緑色のすがすがしさ、特有の香り、シャキッとした歯ざわりが、夏場の食欲増進に一役買ってくれます。 暑さで体が弱るのは、冷たいものを飲んだり、食べたりして、胃腸に負担をかけてしまうことが原因。冷たいものを体に取り入れると体温を調節するために、働いている汗腺の働きが鈍くなり、体調が思わしくなくなるのです。そのためには冷たいサラダなどではなく、ぬか漬けで胃腸を整えるのが一番。ぬかにはビタミンB1が含まれているので、荒れた胃粘膜の修復もしてくれます。しかも、きゅうりのビタミンCが疲労回復にも役立ちます。サラダ感覚でぬか漬けを食べてみるのもいいかも。 また、きゅうりには利尿作用があると言われています。これは、きゅうりの成分の1つのイソクエルシトリンによるもので、昔から民間療法として腎炎などによるむくみを除くものとして用いられていました。特に若い女性には、冷房の効きすぎによる体調不調やだるさ、むくみといった症状に最適です。 ただ、きゅうりには、体を冷やす働きもあるので、冷え性の人や胃腸の弱い人には極端に冷やしすぎないように気をつけましょう。 二日酔いになると、頭がズキズキし、喉が乾きますよね。そんな時には、やはり体から熱を除くのが一番。それには、きゅうりを1本刻んでガーゼでしぼり、汁をそのまま飲むと効果的です。 カリウムが含まれているため、体内にある余分なナトリウム(塩分)を排出し、あわせて老廃物も排泄するので、血液の浄化を促進します。また、お酒の肴に加えると、ミネラル成分が働いて、体に残っているお酒の毒を消すという作用もあるようです。これからの季節、外で飲む機会も増える社会人、大学生のみなさんは、ぜひ参考にして下さいね。 ◆ブルームとブルームレス 本来、きゅうりには体の水分を失いすぎないように「ブルーム」と呼ばれる白い粉をふく性質があります。以前は新鮮さの目印と言われてきましたが、残留農薬やカビと誤解されたりしました。その結果、「ブルームレス」という粉のふかないきゅうりの方が市場に出回るようになりました。しかし、このブルーム、ブルームレスに比べ、皮がやわらかく高い香りがします。しかも甘みがあることが特徴で、最近では生産者のPRの努力と消費者の食の多様化によってブルームのおいしさが見直されています。みなさんも、一度ぜひ食べ比べてみてはいかがでしょうか。 ※おいしいきゅうりの見分け方 ・いぼは痛いくらいにしっかりしている。 ・肌の色は新鮮な緑で張りがある。 ・全体にしならないもの。 |
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